平成28年にニチエイを卒業した二人が遊びに来てくれました。
社会人になって5年以上。現場で修業したのち、新しいお店や自分のお店を開いて頑張っています。
藤井さん(左)・坂口さん(右)
藤井さん(県立吉良高校 出身)
今は東京にある「銀座山科本店」で専属パティシエとして働いています。
私はニチエイ卒業後は名古屋マリオットアソシアホテルで6年間西洋料理と製菓を担当しました。
ニチエイでWライセンスを取っていたので選択の幅が広がってよかったです。ホテルに就職した当初は、西洋料理で働いていましたが、思い悩んでいた時に製菓の道に部署異動して進むことに決めました。
今は変更した製菓の道で銀座山科本店のパティシエとして頑張っています。
私の仕事は、お店のコース料理の流れを見て、デザートを考えます。
考えるのはとても楽しいですが、実際に作ってみると現場ではレシピが同じものでも、その日によって仕上がりが変わるくらいお菓子作りは繊細です。
ケーキ一つ作るものでも、スポンジ生地の状態が違うと上に盛り付けるデコレーションのバランスが変わります。土台づくりや基礎がとても大事だということを実感しています。
パティシエを目指す人は、作っているものの状態をしっかり見れることが大切です。
銀座山科本店
Instagram:https://www.instagram.com/honten_yamashina/
坂口さん(県立鳴海高校 出身)
祇園元勢で6年間働いていました。今は自分の店である「酒場ToMo屋」をオープンしました。自分の経験を活かして食材の持ち味を引き出すこだわり、一番だしを使って和食のおいしさを伝えていきたいという気持ちで営んでいます。
これから調理やパティシエの道に進む人へ、まわりへの気遣いや次に何をするか、何が必要か、求められているのかを常に考えて一つ二つ先回りをして動けるようになってほしいです。
調理の世界は地味なこともあるけれど、基本の包丁の使い方や食材の使い方、基礎をしっかりと身に着けて自分の夢に向かってがんばってください!
酒場ToMo屋
Instagram:https://www.instagram.com/sakaba_tomoya_/